鯉ひろまつ

真っ青な空に真っ白な入道雲が輝いています。
すっと眺めていると、だんだん雲がポップコーンに見えてきたbutapiです。

みなさま元気にお過ごしでしょうか。
夏バテ対策といえば、土用の丑の日にちなんだウナギ料理はみなさんもご承知のことでしょう。
今年の2025年は、この土用の丑の日がじつは二回訪れていたことはご存じでしょうか。

丑の日は、十二支の歴をもとにあてはめられています。
十二日間で一周するため、今年は7月19日(土曜)と7月31日(木曜)の二回になったというわけなのです。

ウナギは高級食材ですが、このすばらしき土用の丑の日二倍デーを記念したいと思い立ちました。

というわけで今回は高級食材のウナギを、リーズナブルな値段で食べられる「鯉ひろまつ」に行った時の話しをしていこうと思います。

ミニうな丼ランチ(税込み1,300円)

ほどよい分量の白ご飯に乗ったふっくらウナギがとても美味しそうなミニ丼です。

ウナギの皮は薄く、濃い旨みの身はふっくらで小ぶりながらもとても大満足な食べ応えでした。
右に映っている味噌汁は「鯉こく」。
店員さんに「鯉こく」といえば、こちらの味噌汁を選ぶことができます。

あっさりとした味噌のなかに清流鯉のだしとアラがちりばめられて、小さなお子様から大人まで大人気の味噌汁メニューです。

ランチの時間は11時から14時までです。

ウナギのかば焼きの薬味としてもよく知られている、山椒です。
ミカン科の落葉樹で、柑橘系のシトラスのような香りが特徴的です。

これは、山椒の香り成分、シトロネラールの効果によるものです。
果実の外皮をよく乾燥させたものを粉末にして、私たちがよく見る薬味の「山椒」になります。

ちなみに山椒の花の花言葉は、健康・魅惑です。

鯉ランチ(税込み980円)

氷のうえに盛られた鯉がなんとも涼しげです。

鯉の身はよく引き締まっていて、とても歯ごたえのよい食感でした。
自家製の酢みそでいただきました。

とても上品な風味でこの夏を優雅に演出してくれる鯉の刺身です。
薬味は以下で詳しく紹介していきます。

鯉ランチの薬味たち4選

おすすめ薬味たちは以下の4種類でした。

・酢みそ   無添加・無着色がうれしい。酢みそが自家製なのも大きなポイントです。
・赤酢みそ  酢みそにコチュジャンをトッピング。ピリ辛がお好みの方に。
・ゆず胡椒  ゆずの風味が上品に漂う、オールマイティーな薬味。鯉こくにもおすすめ。
・赤こしょう 酢みそにあわせることで、甘味のなかにも辛さが加わり食欲を増進。鯉こくとの相性もよし。

※店長さんおすすめブレンド※
酢みそ+赤酢みそ(8:2)+ゆず胡椒をお好みの量加える。

もちろん、みなさんのお気に入りの薬味を開発する楽しみもあります。

活鮎の塩焼き(6月~10月)(税込み650円)

夏の期間限定の活鮎です。
シンプルな塩焼きで調理されています。
豊かな滋味の中に、生き生きとした鮎の生命力が感じられる一品です。

とても上品な味わいに心が爽やかに震えました。

以下が、メニュー表です。

店内の雰囲気はレトロ調

懐かしのポスターがノスタルジックな雰囲気をさらに醸し出しています。

夏に大活躍する窓際のすだれです。

テーブルは木目調の落ち着いた雰囲気です。
幅もとても広いので、くつろいで食事を楽しむことができます。

畳の部屋もあるので、まだ小さなお子様連れでも気軽に訪れることができます。

生け簀があるからいつでも生け捕り放題

注文が入れば、生け簀から魚をとりだしてその場で調理ができます。
気さくな店員さんが、生け簀から網へ取り出した魚を見せてくれました。
網の魚は空中をバタバタと泳ぎながらまな板へと運ばれてゆきました。

鯉ひろまつは創業100年(1915)なうなぎ専門店だった!

高級食材のうなぎをリーズナブルなお値段で食べられる「鯉ひろまつ」をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

鯉に恋して、創業100年(1915)のレトロなお店が特徴的なうなぎ屋さんです。

以下、店舗情報になります。

鯉ひろまつ
住所    福岡県筑紫野市塔原西2丁目18-8
TEL     092-922-3457
営業時間  11時から20時
定休日   なし
席数    45席(個室あり)
駐車場   あり

使用しているものも安心の鹿児島県産国産うなぎを使用。
ミニうな丼ながらも、本格的なうなぎの滋味に心が躍りました。

夏の風物詩、うなぎの蒲焼きが食べたくなった時にはぜひ、鯉ひろまつを訪れてみてください。