みなさんは、お盆連休の夏にはどんな思い出を作りましたか?
その日もまさに猛暑日で、車内にいてエアコンを付けていたのいうのに、うっすら汗をかいていたのを覚えています。
しばらく車を走らせて、お昼はなににしようかと思案していたその時。
私の目に、とても魅力的な文字が飛び込んできたのです。
「みつばちカレー」
普段、自宅でカレーを作るときには欠かさず、隠し味にはちみつを入れる私です。
きんぴらを作るときにもはちみつを入れます。
アイスクリームを作るときにもはちみつを入れます。
とにかく、なんにでもはちみつを使用する私。
それくらい、私ははちみつが好物なのです。
これはぜひ、味を確認しなければ、ということでお昼ははちみつカレーを食べることになりました。
今回は、みつばちカレーを食べられるみつばち喫茶店、フジイのはちみつ直売店を訪れたときのご紹介をしていこうと思います。
「フジイのはちみつ直売店」
お盆の連休中ではありましたが、無事、駐車場に車を止めることができました。
大型バスも止まっていて、家族連れのほか、観光客の方もたくさん店内を訪れています。
一見すると、饅頭のようにも見えるものをもりもり食べている不思議なみつばちキャラクターが印象的な看板が、わたしを出迎えてくれるなか、なぜかふと、小学校の工場見学のときのことを、思いだしていました。
ひょっとすると「工場見学受付」と看板に書かれていたせいかもしれません。
そして、みつばちキャラクターが食べているものは、本当は花の蜜かもしれないのです。
このとき、みつばちキャラクターの胸に刻まれた「F」は、フジイ(FUJII)の頭文字であることだけ、はっきりと分かっていました。
待望の「みつばちカレー」
見てください、この姿。
これぞ「ザ・カレー」です。
シンプル・イズ・ベストです。
味は本当に、なんというか、カレーでした。
ルーには、主張しすぎない程度に、ほんのりとはちみつのまろやかな風味が感じられます。
シンプルな中にも上品なこだわりというか、贅沢さがあるのです。
カレーに並々ならぬこだわりを持っている方に、是非オススメしたい一品。
写真左に見える、付け合わせは福神漬けではなく人参です。
きっとはちみつに漬けているためでしょう。
とても、甘い味がしました。
食後にデザートはいかが
みつばちカレーはクレープもセットで注文することができます。
通常価格より、お得にクレープも堪能することができるので、おすすめです。
中身の材料には、バナナや定番の生クリーム、そのほかフレークも包み込まれていました。
フレークのさくさくな食感が楽しい。
カレーを注文する際、クレープ引換券を同時にもらえますので、食後にカウンターにいって、引換券とクレープを交換してもらいましょう。
みつばち喫茶店には、クレープのほかにたくさんのスイーツが販売されています。
ソフトクリームや、ぜんざい、饅頭、そのほかトーストセットなどなど。
どれにしようかな~と目移りしてしまいます。
私が大食いだったら、全て食べられるのですが、残念ながら少食なのです。
こちらが看板メニュー表になります。
もちろん、どの商品にもはちみつがふんだんに使用された、どれも贅沢な一品ばかり。
とくに、「はちみつばっかり万十」は、こちらの名物商品なのだそう。
カレーを食べたばかりでお腹いっぱいだったため、今回食べませんでしたが、機会をつくってぜひチャレンジシたいと思います。
甘さ控えめでとても美味しいらしいですよ。
みつばち商品お土産コーナー
たっぷりとはちみつを堪能したあと、私は食後の運動がてらに、店内をそぞろ歩き。
すると目前にみちばちの世界が広がっていました。
どれも美味しそうに瓶詰めされた、みつばちの品、品、品…。
これだけあれば、シェルター生活も楽勝かもしれませんね。
もちろん、私はシェルター生活を今後、送る予定もなければ送るつもりもありません。
その昔、あるヨーロッパの国で、大航海をチャレンジした船の乗組員たちが、肉や野菜などの食品はばっちり積んだけれど、水を持ってくるのをうっかり忘れたために、全滅したという物語を思い出して、一言。
いや、はちみつだけでシェルター生活はどう考えても無理だ。
とりあえず人間、水分は大切ということですね。
まばゆいばかりの黄金の輝きに、私は思わずこころを打たれたのです。
そして、自然の恵みに感謝しました。
みつばちたちが一生懸命に集めてつくったはちみつを、手作業で収穫してくれている人たちにも、もちろん感謝ですね。
みつばちについてもっとお勉強はいかが
ところで、あなたは普段の食事に使われているはちみつが、どこからきたのか気になった経験はありませんか。
みつばち喫茶店では、お食事や買い物のほか、もっとみつばちについて知りたいという勉強熱心な方にとって、とても魅力的なスポットが満載なのです。
はちみつの原産について、世界地図を併用しながら詳しく解説された大きな看板があったり、みつばちの資料コーナーなども併設されています。
子供の夏休み自由研究など、よい素材になることでしょう。
そぞろ歩きで発見した魅力的な飲み物
店内を歩きまわっていると、とてもおもしろい発見があるもの。
しばらく進んでいくと、花の種類別のはちみつが並んでいるコーナーを発見。
これはきっと、プーさんも大喜びすることでしょう。
産地は左から中国産・ブラジル産・国産です。
みなさんはどの味のはちみつが好みですか?
生活の傍らにいつもはちみつ
私たちの健康は、普段の食生活から。
日々口にするものは、自分でコントロールがしやすいですよね。
藤井養蜂所は美味しくてためになる喫茶店だった
美味しいうえに、はちみつの勉強もできてしまう、夏休みにはうってつけの喫茶店でした。
以下、店舗情報です
本社・工場
〒838-1305 福岡県朝倉市菱野1105番地
TEL 0946-52-2151 FAX 0946-52-3364
駐車場 あり ※付近に公共交通機関などないため自家用車でのアクセスがおすすめ
人間は、生態系のなかでは消費者とされています。
一方、植物は生産者です。
花や樹などの植物は呼吸で酸素を生み出しますよね。
そして必要なものは、水だけ。
植物は身近にありながらも私たちを元気にしてくれる、とってもありがたい存在なのです。
あなたも花の存在に思いを馳せながら、自分だけのお気に入りのはちみつを見つけてみてくださいね。